この気持ちをあなたに伝えたい
観たかったもの
花火大会から数日が経過して、深香が最愛の家に遊びに来ていた。
「最愛、それで結局どうなったの?」
「その後は花火を見て、お腹が空いたから軽食を買ってもらって帰ったな・・・・・・」
「そうじゃないでしょ・・・・・・」
買ってもらったものが美味しかったので、最愛の好みが増えた。
「あのね・・・・・・もっと甘い土産はないの!?」
「・・・・・・ないな」
どうやら深香はスイーツを求めていたのだと、最愛は勘違いをした。
それだったら、花火大会の日にコンビニも寄ったのだから、何か土産を買ってくるべきだった。
「スイーツが欲しかったのか?」
「そうじゃない!」
「それにしても、怖かったな・・・・・・」
あれからしばらくの間、エレベーターに乗ることができなかった。まるでホラー映画のワンシーンのようだった。
最愛が怖がっているのに、礼雅は面白がってエレベーターに乗せようとしたことが何回かあって、その度に最愛は怒っていた。
「もっと面白い話があると期待していたのに・・・・・・」
期待していた分、そういう話を聞くことができなかったので、残念に思っている。
「悪かったな・・・・・・」
「甘さが全くないなんて・・・・・・」
深香はがっかりしていた。最愛はそれを一瞥してから、深香が好きな菓子を渡した。
「最愛、他にはどこかへ行かないの? まだ学校が始まるまで、休みはあるよ?」
「礼雅お兄ちゃんと映画館へ行く予定だ」
それを言うと、深香は溜息を吐いた。
「羨ましい・・・・・・」
以前に礼雅は連れて行ってくれることを約束してくれて、その約束を守ってくれる。
それは最愛にとって、これは嬉しいことだ。
「今から楽しみだ」
「いいな・・・・・・」
「最愛、それで結局どうなったの?」
「その後は花火を見て、お腹が空いたから軽食を買ってもらって帰ったな・・・・・・」
「そうじゃないでしょ・・・・・・」
買ってもらったものが美味しかったので、最愛の好みが増えた。
「あのね・・・・・・もっと甘い土産はないの!?」
「・・・・・・ないな」
どうやら深香はスイーツを求めていたのだと、最愛は勘違いをした。
それだったら、花火大会の日にコンビニも寄ったのだから、何か土産を買ってくるべきだった。
「スイーツが欲しかったのか?」
「そうじゃない!」
「それにしても、怖かったな・・・・・・」
あれからしばらくの間、エレベーターに乗ることができなかった。まるでホラー映画のワンシーンのようだった。
最愛が怖がっているのに、礼雅は面白がってエレベーターに乗せようとしたことが何回かあって、その度に最愛は怒っていた。
「もっと面白い話があると期待していたのに・・・・・・」
期待していた分、そういう話を聞くことができなかったので、残念に思っている。
「悪かったな・・・・・・」
「甘さが全くないなんて・・・・・・」
深香はがっかりしていた。最愛はそれを一瞥してから、深香が好きな菓子を渡した。
「最愛、他にはどこかへ行かないの? まだ学校が始まるまで、休みはあるよ?」
「礼雅お兄ちゃんと映画館へ行く予定だ」
それを言うと、深香は溜息を吐いた。
「羨ましい・・・・・・」
以前に礼雅は連れて行ってくれることを約束してくれて、その約束を守ってくれる。
それは最愛にとって、これは嬉しいことだ。
「今から楽しみだ」
「いいな・・・・・・」