俺がいるから。


ガララッ





「お、橘。おはよ。」

「わっ!!!ぅわちっ!!」






誰もいないと思ってた....




私は驚いた勢いでドアの角に頭をぶつけてしまった。







「〜〜〜〜〜〜っっ!!!」





踞って唸っていると、


頭の上からくすくすと笑う声が聞こえる




「っ、なにさ!!」



涙目になったまま声の主を睨みつける。




すると、ぽんぽん、と2回


頭を撫でら(叩か)れた。



「ごめん、ごめんてw」




尚もくすくす笑う彼に少し恥ずかしくなって

そっぽを向いた。









....てゆか、誰だっけ。



こんな早く来てるってことは日直かな?



向いた先にある黒板の日直の欄を

まじまじと見つめる






あー、えと、この人は




「綾瀬くん?」



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