恋愛の神様
草賀さんがぎゅっとワタクシを抱きしめながら優しい声で呟きました。
「すっげー幸せな家庭作ろうな。」
最初は気付かずに、そして紆余曲折を経て。
だけど、ここに辿り着いたのは必然だったのかもしれません。
そしてこれから先、ずっと幸せでいられることも。
―――何故って
ワタクシは草賀さんの背中に回した腕に力を込め、それに答えました。
「無論!二人で本気で願えば叶いますとも。何と言ってもワタクシ恋愛の神様ですから!!」
恋愛の神様ですもの。
ワタクシ、全身全霊をかけて草賀さんを幸せにしてあげましょうとも。
だって、草賀さんはいつだってワタクシを幸せにしてくれますもの。
沢山愛して下さい。
ワタクシはアナタを愛してます。
-Fin.-