T i m e ─大切な時間─

私が通う『西立高校』は家を出て歩いて30分ぐらいのところにある。

この時間なら走れば10分15分ぐらいで着くだろう。

時間を気にしつつ休み休み走っていると、



「ナオ?」



ナオにそっくりな男の子が歩いていた。

様な気がしたけどもうその姿は消えていた。



「まさかねー、夢の中の人がいるわけないよねアハハ。っていっけない!遅刻遅刻!!」
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