闇の中の少女

〜屋上〜
莉愛「昨日突然帰ったのは 謝る。ゴメン。 でも、それだけじゃないんでしょ？」

隆斗「ぁあ。 お前何故リスカをする？」

莉愛「は？！ アンタにゎ関係ないでしょ？！ 私の心に入ってこないでよ！」

ダメだ。
落ち着かなきゃ…

ギュッ。

え？
なんで？ なんで私 隆斗に抱きしめられてるの？

隆斗「落ち着け。 話したくなかったら いい。 ただ あまり一人で抱え込むんじゃねぇ」

久しぶりに感じた人の温もり…
なんでだろ。
隆斗なら大丈夫って感じがする…

莉愛「ゴメン、隆斗。 話すよ私の過去を


…と言う訳なんだよね。
私のせいで 琢磨と春兄ぃが…」

隆斗「ごめんな。 辛いこと思い出させちまって。 それがリスカしてる理由か？」

莉愛「コレもあるかな。 もう一つは親からの虐待。 でもさ、血を見ると落ち着くんだよね… はは 変だよね？ 気持ち悪いよね…」