Amarosso~深い愛~を召し上がれ♪
「とりあえずは、おまえの年俸の1/3ずつをそれぞれの取り分としよう。
あの男が死んで、株などなど、引き継いだら、それも1/3ずつだ。
ああ、大丈夫。
株の議決権などは、おまえに委任しておくから。
行使も好きにすればいい。
おまえが失脚すれと、こちらの収入も減るんでね、そこら辺りはおとなしくしているよ。
決して表に出ないことを約束しよう」
「とんだ世迷言だな」
怜士は自分の家だが、一緒にいると虫唾が走るのに立ち去ろうとした。
「保険」
初めてクリストファーが口を開いた。
嫌な言葉だと思った。
怜士は足を止めて肩越しに振り返った。