Amarosso~深い愛~を召し上がれ♪


「なんの確証もないだろう」


怜士はあざける。


「信頼してもらうだけでしょうか」
「信頼?
 おまえたちを?
 ありえない」
「ま、そこは、お前の気持ち次第だよな」


ゴットフリートは意地悪く笑う。


この交渉の結果が出ていることは、明白だった。


こういう事が、いつか起こるだろうと予測はついていた。


高等部で出会った時から。


だから高等部の時は、彼女に必要以上近づかないようにしていたのに。
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