一途なあたし。
「うわーお前の部屋暑くね?」
「旬がクーラーつけすぎなだけ!」
そうやって勝手にクーラーをつけて
ベッドに倒れこむ旬をみるのも
もう見慣れている。
微妙な沈黙_____
「なぁ」
「ん?」
床に座りベッドの上の旬を見上げる。
「どうしたんだよお前」
「へ?」
「なんか、今日変だった」
....それって、昼休みのことかな。
それともそのあと....かな
「そ...うかな?」
「あぁ、なんかあったんだろ?」
「え、いや別に...」
「なんつーか、正直焦った。」
「....」
旬の声のトーンが変わって
同時にベッドで身体を起こすと
優しくあたしを見下ろした。
「はるに本気で怒鳴られたのも、泣いてたのも。」
「...ごめん」