DarK wIngS
「はい、王様お久しぶりです。この子は私の娘ミルカでございます。」父はミルカに目で何かを言った。多分‘挨拶をしろ’等だろう。ミルカは彼が何を言っているのかはハッキリと解らなかった。
「初めまして、ミルカ・ブルックです。マーク・・・王子には取ってもお世話になりました。」ミルカはこんな目上に使う言葉など習った事が無いので戸惑った。
「そうなのか?いくらクリムの娘だからと言ってここに居座る権利は無い。帰れ!お前なんかに用は無い。」王はミルカに怒鳴った。
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