CHAIN
言った瞬間私わ後悔した。
隆也の顔の曇るのが
痛いほどにわかってしまったから。
暗い道。
ほんのり明るい街頭に照らされた隆也の顔。
あまりにも寂しげで
心が。痛む。
「学校でな。」
隆也わゆっくりと
話し出した。
「おれ付き合ってた女がいたんだよ。
それまではおれ、女とか正直体目当てで。
そんなまぢで好きんなったこと、なかったんだ。」
やっぱり変態なんだね
って言った私に隆也は
苦笑いした。
「でもそいつに会って、変わった。
他の女となにが違うのか
自分でもわかんなかった。
けどなんかめちゃ好きだった。めちゃめちゃ。
これでもかって言うくらい。」
隆也わ照れ笑いを浮かべて恥ずかしそうに頭を掻いた。
なんだかキャラぢゃなくて
かわいかった。