王子様はオオカミ君!?
『ちょ…亜紀っ…』
「なに?」
林檎の首筋を舐めて
唇にたくさんキスをして
『亜紀…あっ…ちょっとたっ…』
「待たない♪」
何時もに無く意地悪な俺。
いや、何時も通りの意地悪な俺♪
だって林檎が言ったんでしょ?
自分の言葉には責任持ちましょー♪
『あ…亜紀…もうやめ…』
「やだよ♪」
俺が林檎の太股を撫でながらシャツのボタンに手を掛けた時…
『ストップ!!』
林檎の大声に思わず止まる手の動き。
林檎を見ると涙目で睨んでる…
『ちょっとって言ったもん…』
「え…?」
ちょっとって…
ちょっとって…
これから盛り上がるところなのにスンドメ!?
林檎って…
天然ドSだよ…