王子様はオオカミ君!?
キーンコーンカーンコーン♪
「終わったぁ…」
授業がやっと終わった!
さぁご飯ご飯♪
『宇佐見さん?』
「何?大神君?」
大神君が話し掛けてきた。
ムゥ…
これからご飯なのに…
『一緒に食べない?屋上行ってね。』
屋上…
屋上かぁ…
前の学校は屋上行くの禁止されてたからちょっと興味あるかも!
「行く行くー!」
『じゃあ行こう?ただし、あんまり俺から離れちゃダメだよ?実を言うと、この学校の女子生徒の数は7人だから男が飢えてるから気を付けないと。』
マジ!?
有り得ないっ!?
そんな状況なら従っておいた方がいいかも…
「は、はーい。」
あたしは引きつった笑顔で答えた。