タイムリープ

僕と朱希。




「待って!ねぇっっ!!」


必死に追いかける。



はあ…。って、ため息をつきたくなる。


「ついてこないでよ!」



朱希は、そういった。


「嫌だっ!」


やがて、走って駅の方まで長い道のりを…。



「ねぇ?なんで、。」


いつもの公園に入った。



そこで止まる。



「…ゲホッ!、え?」


「結城。ちゃんと、なの?」


ぼろぼろ涙を流して言った。




「なんでっ!ねぇ?私のメール無視したの…結城ちゃんと、付き合ってるから?」




違うのに…、違うって、言えない。




「ごめん。」この、一言しか。



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