タイムリープ
結城とお別れ
「結城、今までごめんな。」
あれから、うんぬん…。
委員会のお時間だ。
図書委員の僕らは、図書室の貸し出しをしている。
「……………」
あれからのこと。
結城は―――、一言も発しない。
僕は、朱希に承諾をもらい、
幸せを充実している。
この問題を除いては…。
結城だ。問題は。
諦めているかも、わからないのだから。
「本当に悪か「あの…貸出…。」
「へ?」
前を見ると、林だ。
あの…、ハロウィーンのときさ、コスプレしてきた奴だ。
「この本。?お願いします。」