タイムリープ
モウロウとする、私の前に駆け寄る坂本くん。
「朱希?……朱希!?」
只、ひたすら声が聞こえた。
「坂……本ッッく…ん。だ…っい、好……きだよ。それ…と。タイムリッッ…」
言いかけた時に、
意識が飛んだ。
死んじゃったのかな?私。
言いたかったのに…。
言いたかったのにッッ…私。
もしも、次にタイムリープするときが来たら絶対にしない。
坂本くんが、もしも消えても。
多分、これが運命だから…。
★END☆