夢魔~残酷な悪夢の世界へ~(リメイク&新章追加済み)

そして
お通夜と葬式が行われる。

どうしたか、覚えていない。

ただ、うつむいてたような気がする。

響子と青木は、その姿に悲しみと心配をしていた。

「…須賀先輩…落ち込んでましたね」

「あぁ…無理も無いよ!目の前で母親を亡くしたんだからな」

「私達に何か出来ないでしょうか?」

あまりにも気の毒過ぎる。

「今は…落ち着くまで、そっとしておいた方がいいよ!」

「…はい。」
しょんぼりする響子。

「智也なら、きっと大丈夫だよ!あいつ…意志強い奴だし…」
そう言いながら響子の頭を撫でてやる。

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