夢魔~残酷な悪夢の世界へ~(リメイク&新章追加済み)

そして懐中時計の裏を見ると確かに彫ってあった。

「本当だ!
確かに須賀と彫ってある」

「これが証拠です!
私の身体も…まだ呪う気なんだ」
震える響子。

「…恭子。
とにかくこれは、俺が預かっておく。
詳しい事は、父さんに聞いておくから心配するな」
そう言いながら私の肩をポンって叩く。

「…須賀先輩…」

そうしたら
「ねぇ~行かないの?2人共…」
呼びに来る望美。

「望美…」

「悪い。今から行くよ!」

「うん。早く行こう」
ベッタリと須賀先輩の腕を組む。

私は、その行動に唖然とする。

何で…ベッタリとしているのよ?
望美…

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