夢魔~残酷な悪夢の世界へ~(リメイク&新章追加済み)
お手洗いに行き鏡を見るとやっぱり…夢魔の姿だった。
(嫌だ…気持ち悪い)
こんなの私じゃない!!
「恭子もさ~髪を切って染めてみたら?
せっかく美人なのに勿体ないと思うんだけど」
望美が髪型を直しながら言ってきた。
「この姿じゃ無かったら染めてたわよ!
こんなの…私じゃない」
私は、岩田響子なのに。
「またまた~怖い話好きだけど、あまり驚かさないでよねぇ~」
「本当なの。
ねぇ、それより須賀先輩と仲いいみたいだけど…何で?」
夢魔も気になるが望美と須賀先輩の関係も気になった。
「えっ?
今さら何を言ってるのよ~私と須賀先輩は、付き合ってるんじゃない」
はぁっ!?
「な、何で!?
いつの間に!!?」