夢魔~残酷な悪夢の世界へ~(リメイク&新章追加済み)
だが、ハッとする確か…この後って
ガチャッとお母さんが帰って来た。
「ただいま…」
「も~響子ったら気づかずに行くんだから」
お母さんが帰って来た。
「ご、ごめん。
それより…さっき男の子と帰って無かった?あなた」
「えっ?」
夢魔じゃなく男の子?
思わぬ返答に驚いてしまう。
「あぁ、青木先輩…帰りに送って貰っただけよ!」
「何だ!?
恭子…彼氏でも出来たのか?」
はぁっ!?
「違うわよ!
ただの部活の先輩なだけ」
私の好きなのは、須賀先輩なのに
そう言うと複雑な気持ちになり慌てて自分の部屋に駆け込む。