夢魔~残酷な悪夢の世界へ~(リメイク&新章追加済み)
「キャアッ!!
何よ…これ!?」
騒ぎになりだす。
夢魔に操られた人達が近づいてくる。
絶体絶命だ!
青木先輩は、何とかして私を守ろうとしてくれてる。
その時
「恭子、祐介
こっちだ!!」
須賀先輩の声がした。
「須賀先輩!?」
良かった…無事だったんだ!?
ホッと胸を撫で下ろす響子。
(でも、どうしたら!?)
戸惑っている私に青木先輩は、
「こうなったら一か八かだ!」
そう言い私の手を引き強引に突き抜ける。
何とか須賀先輩の元に逃げ切る事が出来た。
「階段を使い上に上がるぞ!
出口は、もう塞がられてる」
そう言う。
私達は、言われるがまま階段を上がる。