夢魔~残酷な悪夢の世界へ~(リメイク&新章追加済み)

「キャーァァ!!!」

隣りのおばさんは、悲鳴をあげると必死で、その場を逃げて行った。

「な…何て惨い…」

部屋中は、血でベトベトで生臭い匂いが充満していた。

思わずゾッとするようなホラー現象だ。

ハッ!!

「永山は…?永山は、まだ生きてるのか?」
そう言うと恐る恐るその部屋に入ろうとする須賀。

「お、おい。やめておけって!?
まだ、殺人犯が中に居るかも知れないんだぞ!!?」

「しかし、まだ永山が生きてたら見殺しに出来ないだろ!?」
恐怖になりながらも部屋に入って行く須賀。

「…くそ~!!」
青木も近くに転がってた野球バットを見つけるとそれを持って入って行く。

「永山ー永山ー無事か!?」
大きな声をあげながらリビングまで進んで行く。

< 48 / 269 >

この作品をシェア

pagetop