夢魔~残酷な悪夢の世界へ~(リメイク&新章追加済み)

リビングの方に行くと永山の姿見えた。

良かった…無事みたいだ!?

「あ、永山…無事だったか…」
駆け寄る須賀と青木。

だが、
その姿に唖然とした。

永山は、目をつぶった状態で振り向くがその手に包丁を握っていた。

突っ立ている永山の服は、返り血でベットリとしている。

「…お前…」

よく見てみると母親も滅多刺しにされて死体として転がっていた。

握られた包丁は、血だらけで…ポタポタと垂れているじゃないか

「な…永山ーお前…何やってんだよ!?」
青木は、突っかかろうとしたが、

「裕介待て!!
刃物を持ってるんだ…下手に近づくな」
慌てて腕を掴まえて止める須賀。

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