会話のけいたい
お祭りが終わり夏休みが終わり二学期が始まった。
いつも君の学校の前を通ると思い出す。
あの夏祭りの事を...





夏祭りがもう少しで終わる。

私は踊るとお菓子が貰える盆踊りへと足を運んだ。

その時目があった。
凜哉(りんや)と目があった。

さっきまで凜哉がちょっかい出してきたら
「どっか行って!」
などとすごく嫌がっていた。

けど目があった時は何だか違かった。
何だか寂しかった。


盆踊りを踊り終えてお金も無くなってきたから皆帰ることにした。

私の家の方向の友達は居なく一人で帰ろうと歩いていた。

そしたら.....

凜哉が何か後から付いてきた。
二人とも速足で進んでいた。

「何っ!?」
「俺と付き合え!」
それは「あのさぁー」の一言も無しに言われた言葉だった。
私はびっくりして転んでしまった。
凜哉は隣で笑っていた。
私は立ち上がってもっと速足で進んでいた。
凜哉も付いてきた。

「俺と付き合え!」
「やだよ!」
「嘘だよ!」

これが五回ぐらい繰り返された。

その後私は「死ねっ!」って言って走って帰っていった。

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