雪系男子のゆうちゃん






「で?何で1人?


その辺の男子と喋らないの?

それともガリ勉かオタク?」



1人で笑ってるその子を呆然と見ていた俺に、

頬杖をつきながら横目にそう聞く。





「…うん?」





…ガリ勉かオタク?





選択肢それだけ?




「…うん?って…自信なさげ笑


あってもやだけど」




どうやら俺の戸惑いの声は肯定ととられたみたい。


いやいや、もう俺人見知りなんで



早く話切り上げたいです。



できればそれ以上何にも聞いてこないでください。





そんな俺の気も知れず、女の子は名前は?と聞いてきた。




うおおおー、もうやだ。やだ。やだよ神様!









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