“恋"を知る

side圭人


「起立!礼ー…。」


ザワザワ


「やっほー、ってあれ?
藤永いないじゃん…」


もう、帰る時間だぞ?
どうしたんだ。



もう帰ったのか?
いや、でも………。



探してみるか…。




俺は藤永を探し続けた。
音楽室、準備室、職員室…。どこもいねぇ


次はー…。

「あはは
やっぱ、あのくらいしてて良かったのよ!」



「あのさ、ほんとに良かったの?
ばれたらまずいんじゃない?」


「いいのよ、藤永さんはあのくらいでー…。
キャッ!!圭人君!?」


「どうゆうこと?
説明してもらうから…」


 ーーー15分後ーー




「ふーん…。」


「グスッ、圭人君ごめんなさい。
でも藤永さんと関わったら印象悪くなるから
私がかわりに…」


「俺に謝るんじゃなくてさ
あいつに謝れよ。」









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