Bad Voice
看護師さんに、病室を聞き
その病室に行くと

「あ、祐輝 拓弥 太陽まで」

晃介がいた

「みんな揃ったね」

なぜか、ベッドには海翔がいた

「まって、揃ってないし祐亮いないし
なんで、ベッドで寝てるのさ」

拓弥が、海翔のいるベッドに腰を掛けながら言った。

「祐亮やったら、いまトイレいったで?
ほんで、海翔は」

晃介が途中まで言ったとき

「いやぁ、拓弥と祐輝が深刻な話し出してスゲェ浮いちまったから走って凌雅の病室向かってて病室の目の前で足ぐねって看護師さんに見つかってとりあえず、ベッド寝かされて手当て待ってる状態なうだよね」

海翔が、少し恥ずかしそうに頭をおさえて言った
こんなにも心の底からださいと思ったのは久しぶりだった
そして、看護師さんがきてシップを貼ってもらって海翔は、看護師を口説きかけていた

「うわ、皆揃ってる」

その時祐亮がハンカチで手をふきながら
はいってきた

「皆そろたな?」

晃介の声に全員が反応し頷く


「凌雅の症状は医者にも分からんらしい
いまは、生きてはおるけど意識不明の重症いつ起きんのかも分からへん」

皆が頭を抱えてる中
俺は紙のことを言うか迷っていた
その時

「次のターゲットは僕だよ」

拓弥が、笑いながら全員に告げた
そして、拓弥は俺に向かって


「見せてあげて?」

俺は拓弥の意思を尊重し
全員にあの紙を見せた
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