Bad Voice

――――ピロリン

匠海に、そう言われ少し待っていると
すぐに、匠海から画像付きのメールご送られてきた


┌─────────────────┐
│ DEAR: 中島 龍二 │
│ │
│ │
│お前は罪を犯した │
│ その代償として死を持って償う │
│ │
│だが、その代償では不足のため │
│ お前の意志を継ぐもう一人の罪人を │
│永遠の眠りに陥ってもらうことにする│
│ │
│ FROM:寺坂 春馬 │
│ NEXT: 菊本 柊生 │
│ 菊本 柊生の意志を継ぐもの~ │
│ │
└─────────────────┘
「太陽みたか?」

「あぁ、こっちのと随分ちゃうな」

「は?そっちにも来てるんか?」

匠海が不思議そうに尋ねた

「せやねんけど、多分そっちの紙にかいてある 意志を継ぐものってのは、東京におる俺らのことらしいねん」

太陽が、大ざっぱに伝えた

「って事は……」

「せや、龍二の意志を継ぐものはこっちでは意識不明で眠っとる」


「うわあああああああああっ」

すると、いきなり向こうの受話器から
叫び声が聞こえてきた

「柊生!うるさい、黙れ!昌暉!しっかり縛っとけ!」


「柊生?柊生もおるんか?」

「あぁ、おるけど今はちょっと人と話せる状態ちゃうな」

「なんでや?」

「そら、当たり前やろ目の前で友達が殴られて次は自分やゆわれたんやで」

匠海の言ってることは間違ってない
眠りにつくと言われているこっちでも
こんなに、混乱して同様している
なのに、目の前で友人が殴られてしまい
次はお前だなどと言われると
狂ってしまうのも仕方ない
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