Bad Voice
復讐2
―――― To, 晃介 ――
「にしても、今日は色々ありすぎたわ」
晃介は、夜の繁華街をブラブラと歩いていた
晃介は、奈良で生まれ
父の仕事の関係で東京来たが
東京がとても楽しくなり両親と離れ
今は東京で一人暮らしをしている
「なーんか、おもろいことあれへんかなー
今日は皆、用事あるゆーて帰りよったしなー」
晃介がしばらく歩いていると
「あれ?ココどこや?」
ブラブラと繁華街を何も考えずに歩いていたため薄気味悪い路地に入り込んでしまったようだった
「あれ?あいつこんなとこで何しとんねん」
晃介が、路地の奥を目を凝らしてみているとどこか見た事のある人物が歩いてきた
「お前……こんなとこで何しとんねん!」
晃介は、普通に声をかけようと思っていたがそいつの、手に持っているものを見て
一気にに血の気がひいた
「しーっ、ここで僕にあった事は内緒ね?」
その人物はポケットからナイフを出して
晃介に突きつけた
「お前なんか?龍二ってやつを殺して凌雅をあんな風に……」
「さぁね、お前はとりあえず今日僕にあったことを内緒にして黙っていればいい」
その人物は
じゃあね、と言いながら去っていった