Bad Voice
――ピーンポーン――
「あ、来てくれたんやね……上がってよ」
俺たちは重い足取りで龍二の家に向かい
ついたと同時に柊生がインターホンを押し中から龍二の母親が出てきた
「お邪魔します」
俺は家へ入ることを拒む昌暉の手を引き
柊生と3人で家の中へ入っていった
龍二の家に入ると
香水でもないいつも通りの
龍二の香りがした
いまでも、名前を読んだら
何だよ!なんて言いながら龍二が
出てくる気がする
「これなんやけどね・・・」
すると、すぐに龍二の母親が
日記をもってやってきた
俺は母親から受け取った日記帳を手に取り
最初のページをめくる
その中には普段の龍二とは思えないほど
丁寧でキッチリとその日の出来事や
反省などが、書かれていた
パラパラと、ページをめくっていくと
明らかにおかしいページが出てきた
△月○○日
嫌な予感がする
昔から霊感とかカンとか鋭い方じゃ無かったけど
なんか、嫌な予感がするんだよなぁ
誰かに見られてるみたいな視線感じるし
気のせいだよな。
□月○○日
嫌な予感や、視線を感じ始めてから
約1ヶ月がたった
やっぱ、気のせいなんかじゃない
今日、俺、匠海、柊生、昌暉でゲーセンに
行ったけど後ろから誰かにつけられてた
なんなんだよ
✩月○○日
今日の帰り誰かに後ろから突き飛ばされた
その時、なんか
後ろの正面誰でしょう
とかなんとか、聞こえてきた
でも、匠海たちに心配かけらんないし
もーすこし、探り入れてみるかな
それからいきなり龍二の日記は途絶えていた
俺はその日記を机の上においた
「その日記ハシが折れてるページがある」
ぼそっと柊生が、つぶやき
俺は、慌ててハシが折れてるページを開く
「あ、来てくれたんやね……上がってよ」
俺たちは重い足取りで龍二の家に向かい
ついたと同時に柊生がインターホンを押し中から龍二の母親が出てきた
「お邪魔します」
俺は家へ入ることを拒む昌暉の手を引き
柊生と3人で家の中へ入っていった
龍二の家に入ると
香水でもないいつも通りの
龍二の香りがした
いまでも、名前を読んだら
何だよ!なんて言いながら龍二が
出てくる気がする
「これなんやけどね・・・」
すると、すぐに龍二の母親が
日記をもってやってきた
俺は母親から受け取った日記帳を手に取り
最初のページをめくる
その中には普段の龍二とは思えないほど
丁寧でキッチリとその日の出来事や
反省などが、書かれていた
パラパラと、ページをめくっていくと
明らかにおかしいページが出てきた
△月○○日
嫌な予感がする
昔から霊感とかカンとか鋭い方じゃ無かったけど
なんか、嫌な予感がするんだよなぁ
誰かに見られてるみたいな視線感じるし
気のせいだよな。
□月○○日
嫌な予感や、視線を感じ始めてから
約1ヶ月がたった
やっぱ、気のせいなんかじゃない
今日、俺、匠海、柊生、昌暉でゲーセンに
行ったけど後ろから誰かにつけられてた
なんなんだよ
✩月○○日
今日の帰り誰かに後ろから突き飛ばされた
その時、なんか
後ろの正面誰でしょう
とかなんとか、聞こえてきた
でも、匠海たちに心配かけらんないし
もーすこし、探り入れてみるかな
それからいきなり龍二の日記は途絶えていた
俺はその日記を机の上においた
「その日記ハシが折れてるページがある」
ぼそっと柊生が、つぶやき
俺は、慌ててハシが折れてるページを開く