Bad Voice
復讐3
「笠原 海翔」
と書かれていた
海翔・・・?
春馬の事には関係ないだろ?
その、紙の裏には
笠原はいじめを行ったことがある
それにより今回は特例で
笠原には、天罰がくだる。
こう書かれていた
訳がわからなかった
「次は・・・、海翔だってさ・・・」
俺の言った言葉を太陽は聞き逃さなかった
「なんで、海翔やねん関係あらへんやろ?」
「なんでも、昔いじめをしたことがあったからってだけで特例で天罰がくだるらしい」
それを、きいた太陽は
なんやねん、といいながら匠海に説明し
電話を切った
「そういえば、拓弥どねんする?救急車呼ぶか?」
太陽は、携帯をてにとりそう言った
「いや、いい俺が病院まで運ぶ」
なぜこんなことを言ったのかは自分でもわからなかった
でも、多分拓弥を離したくなかったんだと思う
そして俺は眠ったままの拓弥をおぶって
病院へ向かった
太陽は、他の部員に連絡しながら
俺のあとをついてきていた