Bad Voice
復讐4
身支度が済んだ俺たちは
指定された駅で
集合時間が過ぎているのに一向に来ない
太陽を待っていた
「な、なぁ、村山?」
晃介が、いきなり俺に話しかけてきた
なんだよ、と俺が言うと
「もし、仲間やと思てた奴に裏切られてたとしたらお前やったらどうする?」
いきなり変な質問を投げかけてくる晃介
でも、晃介の目は真剣そのものだ
「理由を聞くかなー?何でそんなことをしたのか必ず理由があるはずだからな」
俺は思っていた事を言った
晃介は 、やんな、と笑いながら言った
そんな事をしているうちに
遅れまくって太陽がやっときた
その時俺は晃介の言った
裏切り者が、おるかもしれへん
この言葉は、全く聞こえていなかった