月の華





それから暫くして2時限目が始まった。










手紙があちこち行き交ってたり、爆睡する人前後左右で話す人。








真面目とは言い難いけどそれなりにはノートもとってるし頑張っている様だ。






「舞宮さんこれ配ってくれるかしら?」






「分かりました。」






先生からプリントの束を受け取り席に着き直した。









それからは目立ったコトはなく放課後…










「ジェミニ!どっか行く?」





「ゴメン今日病院行かなくちゃいけないの」






「診断?」






「うぅんパテルが倒れちゃったのよ。」







「そっか、お父さんお大事にね。」






「えぇ、有難う。」






それから愛羅と靴箱まで話しながら行った。









胸騒ぎがする。





大丈夫よね。





光斗はまた捕まったみたいだしドンマイとしか言いようがないわね。







< 103 / 211 >

この作品をシェア

pagetop