月の華





そしてある日…








「俺な親に復讐しようと思ってるんだ。」





春夜がポツリと寝室で言った。






「そう簡単じゃないわよ。」



「葉月はしたくないか?」




「したいわよ。」





「葉月殺るんだな?」





「嵐は殺りたくないの?」






「まぁいいんじゃない?裏業者絡みになれば。」







「え、ふぅもやるの?」





「何言ってるのよそぅもするのよ。」







そう言ってそぅに皆の視線が集まった。






眉をはの字にしかめたそぅだったけど







「親が分かれば復讐はできるね。」








と言った。







その日から俺らは成績優秀者になれるよう努力して、俺と葉月は運動面だけだけど成績優秀者になれた。













「ふぅ引き取られるんだって?」






「えぇ…今までありがとう。」





「ふぅ私たちのコト忘れないでね‼︎」






「勿論よ。」







「なぁ、皆で赤髪に染めないか?」






「「「「え?」」」」





「今は写真は黒髪。そして引き取られても仲間っていう証だ。」








「「「「賛成。」」」」








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