月の華
それから写真を撮り、ふぅは連れて行かれた。
そして勝手な買い出しへ行き赤髪に染めた。
「嵐と葉月何か雰囲気変わったな!異国人みたいだぞ。」
「よく似合ってるよ。」
「そぅも似合ってるわよ。」
「春夜もな」
それから1週間後ふぅから手紙が来た。
ふぅが赤髪に染めた写真だった。
「ふぅもよく似合ってるよ。」
「「あぁ。」」「そうだね。」
そして、そぅも引き取られた。
その次に俺ら。その次に春夜。
ふぅは情報屋へ
そぅも情報屋へ
春夜は殺し屋へ
俺らも殺し屋へ
殺し屋の名前はメトゥス
「こんにちは。私は君たちを引き取りに来た。」
「「こんにちは。」」
「ちょっとっていうより大分嫌かもしれないけどいいかな?」
「大丈夫です。」
その人は結構若くて二十歳ぐらいだろうと思った。
どこか優しくて怖い。
インペラートルの第一印象はそれだった。
「私は龍よろしくな。」
「嵐です。」
「葉月です。」
「「よろしくお願いします。」」