月の華







翌日。








考えを練った結果一般人に変装した見習いを家の前らへんに待機させ2人でするコトになった。






勿論、叔父さんが来る時間に。







「行くか。」




「後悔もしない。ただ…感謝はするわよ。」






「そうだな。」









そして、俺たちは赤髪をなびかせ俺らが育った街に帰ってきた。






「変わってないわね。」







「そうだな。」







上にコートは着てるが真っ黒のワンピースを着てる葉月。赤髪が目立っていた。







俺も全身黒でパーカーにGパンで赤髪が目立つ。








懐かしい街並みを横目に家の前に来た。









チラチラ降ってきた雪は捨てられたあの日のようで。





誕生日の日。









「じゃあ、行こうか。」








日が傾いて来た頃。俺らは家に入った。















< 121 / 211 >

この作品をシェア

pagetop