月の華
そして、俺らはシャワーを浴びて眠りに着いた。
1ヶ月後早朝に呼び出された俺らはメトゥス本部に来ていた。
「龍さん!おはようございます。」
「おぉ、来たか。会わせたいこが居るんだ。さぁこっち。」
そこは古ぼけた塔のようそして、螺旋階段を登り2階にやってきた。
真っ赤な大きな扉がありそこに誰かがいるというのは一目瞭然。
龍さんは躊躇なくその扉を開け入って行った。
「ジェミニ。」
聞き慣れない名前が部屋の中から呼ばれる。
そして、俺らも中に案内されソファーに座った。
目の前には綺麗な女の子。
肌白く金髪で黒目と赤目のオッドアイ。
ハーフであるコトはすぐに分かった。
「ジェミニ。この子達は○○訓練場からだ。嵐と葉月。ジェミニの1つ上だ。」
この子は1個下?
そんな風には見えない。