月の華
そして、ソファーの前で膝まづいてる嵐の肩に手を置き。
「嵐よ。お主のコードネームは
モルスじゃ。」
「モルス?」
「そうじゃ。ラテン語の意味名がつくことは存じておろう。
お主は死神なのじゃ。」
「モルス…」
「モルスお主は塔での実名呼びは厳禁となる。まだ世代交代はなくてのまだ今まで通りにしておけ。」
レックスは頭を一なですると、
「クーローディーバ(治す歌姫)お前さんはどうする。」
ディーバはレックスの奥様だ。
不思議と彼女の歌を聴いていると傷が癒されるという。
実際に何度もそれに救われている者もいるとか。
「ディーバは歌姫であってますか?」
「えぇ、モルス貴方はインペラートルになれるとイイわね。貴方の世代でコードネームを貰ったのは一番乗りではないわよ。」
「ディーバ様にお会い出来て良かったです。」
嵐は深々と頭を下げた。