月の華




レックスがソファーから立ち葉月の肩に手を置く。






「お主のコードネームは










サングイスムーサ。」









「サングイス…ムーサ?」









「あぁ。血の芸術の女神じゃ、



これからもターゲットで血の芸術をするがいいよ。」








「有り難きお言葉。サングイスムーサ。この名に乗じこれからも依頼をこなす見通しです。」








「うむ。ならいいじゃろう。世代交代はまだじゃそれまでモルスと同じく鍛えておくがいい。」






「了解しました。」





「ルナフロース。サングイスムーサを連れ下がれ。」




いつの間にか横に立っていたルナフロースを横目に深々と一礼して訓練場へ戻った。









それから赤い髪がなびくと汚れてない綺麗な死体が芸術のように倒れて居た。









「龍よ。お主は誰を引き抜くのかのぉ。」









そうレックスとディーバが笑いながら言ってたコトは知らない。










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