月の華
心拍数はいつもと変わらずでまだ堕ちてないことは分かる。
「パテルはさズルいのよ。」
私はフラフラと病室を出るとコーヒーを買い病院を出た。
私の想いとは裏腹に雲一つない空が恨めしく感じる。
無数の星と笑ったような三日月に見下ろされるなか私はマンションまでの家路を歩いていた。
マーテルに言わなくちゃ目が覚めたって。
けど、それ以上は思考回路ぎ回らず久々のお見舞いでこんなことになるとは思わなかった。
その日は簡単に作成したメールをメトゥス幹部、マーテルに送信すると私はベットに倒れ眠った。
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「殺ったやつは見つかったか?」
「全然見つかりそうに無いな〜。凄腕の殺し屋何だろうね。」
「クソッ…」
ある男はテーブルの上に置いていた缶をぐしゃりと缶を握り潰した。
「さて、てめぇは誰だろうな。」
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