月の華





スーツに腕を通し、□□に向かった。







歓楽街の中の□□は少しこの格好が目立つ。








って言うよりかはOLやサラリーマンなどがいて馴染んでいる。









裏路地に入ると光斗はまだ来て居なかった。









空を見上げると月が嘲笑ってる様な輝き。








アナタもこの反応が気になるのね。









愉しみにしてましょう。











私が入った裏路地とは別の場所からスーツ姿の男が入ってきた。






黒髪でメガネそして黒い手袋。







光斗ということが確認できると私は合図を送り銀狼の巣へ行った。












Vos nostis si fractum est , non scire ?
(もし貴方が知らなければ良かった真実を知るならば壊れますか?)















ボソッと呟いた言葉は巣の塀にぶつかって消えて行った…














人目がないとこから敷地に入り裏口から倉庫に入り銀狼たちが集まる部屋に行った。








もちろんのコト私と光斗の手にはピエロの仮面。














< 177 / 211 >

この作品をシェア

pagetop