月の華
そして銀狼の巣を出ると仮面を外し暗闇に溶け込んで行った。
銀狼の仲間の死。
メトゥスの指揮官の死。
それに1番影響して変わったのは…
少女でした。
仕事も益々冷血冷酷になり、前代インペラートルに似てき、以前よりも恐れられる存在となった。
塔に帰ると、ジョクラトルは笑った。
「ルナはさ超愉しそうに精神潰ししてて。」
「そうか。ルナもやるなぁ。聞いてて面白い。」
モルスも笑みを零す。
少女の心は闇に飲み込まれていっていく。
それに気付くのはだーれだ。
少女は目を細め幹部たちの雑談に混じり花を咲かせて居た。