月の華
皆で他愛ない話をしていると日は変わり、お酒を飲むと明け方まで続いた。
「モルス…本当に強いな」
「そういうルナもだろうよ」
ムーサとジョクラトルは潰れて寝ていた。
「こー考えるとルナは中学入ったと同時にメトゥスにも入ったよな」
「そうね。」
もう5年も経つのか
あの日から5年…この闇に住んでたのか
「ムーサは後1年で卒業だしな。」
「ジョクラトルも私と同じでしょう?」
「あぁ、ルナは本格作動だろ?」
「当たり前じゃない。代々続く家業を潰してはおけないわよ」
「そんならいいや!」