月の華



それから1時間ぐらい話し、仮眠するコトになった。






新学期が始まったばかりの今、あと2年の辛抱だと自分に言い聞かせた。






闇に潜り込めば光に触れなくて済む




闇と比較されなくて済む。






一族のしきたりを守れる





そんなコトを思いながら少し酔っていた勢いで寝た。












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「ルナ…インペラートルから連絡よ」



「ムーサ…ありがとう」


「急いで集合」



「分かった。」







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