月の華



そして2次限目が終わると、星野が話し掛けて来た。




「銀河と涼大がズルイから僕も利加って呼んでね。」


「分かった。私のコトもジェミニでイイからね?」



「うん!金子じゃなくて勇雅って呼んで上げてね。」



うわ、早速読みやがったか。






「分かった。」




「僕ね〜ジェミニちゃん昨日見たよー」


「え?」



昨日は5分くらいのコンビニに行ったぐらい。





「コンビニ居たでしょ?僕も居たんだよね」





え?え?私は何で気付かなかったの?流石にオーラは並の人ではない人たちだから気付くのに。






「マジで?!服可笑しくなかった?」




「真っ黒でゴールドの揚羽蝶とラインが入ってるジャージでしょ?可笑しくなかったよ」




「そんなに憶えてるの!?」




「勿論!インパクト合ったしこんな綺麗な人いるんだな〜って思って。」





「もー銀河といい利加まで〜お世辞でもありがたいけど〜」







< 37 / 211 >

この作品をシェア

pagetop