月の華
そして2次限目が終わると、星野が話し掛けて来た。
「銀河と涼大がズルイから僕も利加って呼んでね。」
「分かった。私のコトもジェミニでイイからね?」
「うん!金子じゃなくて勇雅って呼んで上げてね。」
うわ、早速読みやがったか。
「分かった。」
「僕ね〜ジェミニちゃん昨日見たよー」
「え?」
昨日は5分くらいのコンビニに行ったぐらい。
「コンビニ居たでしょ?僕も居たんだよね」
え?え?私は何で気付かなかったの?流石にオーラは並の人ではない人たちだから気付くのに。
「マジで?!服可笑しくなかった?」
「真っ黒でゴールドの揚羽蝶とラインが入ってるジャージでしょ?可笑しくなかったよ」
「そんなに憶えてるの!?」
「勿論!インパクト合ったしこんな綺麗な人いるんだな〜って思って。」
「もー銀河といい利加まで〜お世辞でもありがたいけど〜」