月の華



私はぬるくなったコーヒーを飲み終えると吹き抜けていた生暖かい風を感じていた。






「愉しみだわ」










そんなコトを呟きながら、





私は一息つくと風呂に入り教材を入れ替えベットに入った。






右目にしている黒目のカラコンを外して眠りについた。






そして、いつも通りの学校を過ごし、帰宅ラッシュだか遊ぶコトなく帰宅した。





エントランスにあるポストを開けると、


【もう少しこっちにいるよ、最低でも1ヶ月はいると思うからジェミニも体を壊さない様過ごしてね。仕事に身を入れ過ぎない様に】





最低でも1ヶ月か、長いのよ。



そんなコトを思いながらも今日はルームウェアではなく黒尽くめの格好。


基本は黒のYシャツ、スーツなんだけど時間が時間だと思いロングワンピースにした。



着替える時に見える腰に巻きついている赤と黒の龍と金の蝶のタトゥー




中2の時に入れたこのタトゥーはある証になる





それと、右肩にある黒い薔薇のタトゥーも








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