月の華
「あ、ジョクラトル急だがルナの高校に編入な今の高校よりランクは高いが赤点取らない以上留年はないからな。」
「俺が赤点取らないとでも?!何の罰ゲームですか?!ルナと一緒の高校に行くのは嬉しいけど__________」
まだ言い訳を並べそうなジョクラトルを遮り、鎌かけたインペラートルの勝ちとなった。
「ジョクラトル勉強はそこそこ教えれるから、間違ってルナって呼ぶヘマはしないでね?」
「あぁ。」
若干落ち込んでいるような雰囲気のジョクラトル。
その真正面で悪魔のような笑みを浮かべるインペラートルがいた。
ムーサはレポートを纏め終わると背伸びをして、
「コーヒーいる頃よね?」
何て言いながらキッチンに入って行った。