月の華
『全員に報告する!全員退却!怪我負って居るものは第3ルートを通れ!以上』
私の無線で動いていく幹部やミーレス。
幹部は最後までその場でミーレスが逃れる時間を稼いでいた。
そして、全員退却したのを確認すると私たちも退却した。
その時みたパテルの顔________
顔色が悪かった。
「パテル……」
そして、私たちは塔に戻った。
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娘は…ルナは確かに帰って来てとお互いピエロの仮面を被っていたが、どんな表情をしていたか検討がついた。
「パテル」
思わず耐えれなくなり呟いたルナは泣きそうな顔をして不気味な紫のアイシャドウをしてあるピエロの仮面と共に金の髪をなびかせて帰って行った。
「ジェミニ…すまんな。こんなパテルで許してくれ。」
「貴方は私たちが殺さなくても死ぬ運命なんですよね?その顔色、只事じゃない」
そう言ってメルムのBOSSの息子涼大が話しかけて来た。
「お前らは隙がありすぎなんだよ。俺はもうやり残したコトはないさ。全部決まってる。お前らは…メルムは絶対潰れる。
ルナフロースが潰してくれる!」