月の華



そして、ムーサ…いや葉月とジョクラトル…光斗と合流して、パテルと嵐の病室へ行った。








「実は失敗してましたとか無いわよね?」




「葉月縁起でもないコト辞めてくれるかしら?不安になるわ。」





「いきなり2人なくしたら困る。」




光斗が2人を見つめながら呟いた。






そして、3人で2人の様子を見ていたら先に気が付いたのは嵐だった。






「兄さん!良かったわ!ごめんなさい」




「葉月…大丈夫だ。謝るな。」




寝起きにも関わらずハッキリと意識がしている嵐。




「嵐が起きなかったらどうしようかと思ったぞ。」




「光斗辞めろよ。あ、龍さんと同じ病室か。」



「そうだぞ。」






他愛もない話をして、面会時間までを過ごした。






何で?なんで…目を覚まさないの?








パテル!目を開けて!






面会時間を過ぎ泣く泣く帰るコトになった。





帰るとマーテルが迎えてくれて無言だけどマーテルと一緒に晩ご飯を食べた。








それからはするコトもなく…




明日の学校の準備を始めた。






明日は銀河の説教dayだわ。





仕方ないコトね。他の2人も…








しつこいのには変わりない。






そして、光斗が居なかったら強制的に何度連れて行かれそうになったコトか…








明日が愉しみ。









涼大の死でも味わってるのかしら。





哀しんでるのかしら。





所詮、少しは利用する為でも有ったんだから哀しんでも意味は無いわよ。






< 95 / 211 >

この作品をシェア

pagetop