契りのかたに君を想ふ
スパンッ
絵美「総司!!!」
そこには顔に布を被せられた総司がいた。
絵美「…うそ……でしょう?総司…起きて!起きてよう……!!!」
私は総司に縋りついて泣いた。
とても大きな声で。
土方「出血があまりにも多すぎて…」
みんな顔を隠しているが肩が震えている。
絵美「何で…よ……っ……」
私が歴史を変えたから?
私のせいで総司が死んだの?
私が深い悲しみに包まれていたその時、
沖田「………ぷっ…!」
絵美「………え?」
古株「ゲラゲラゲラゲラゲラゲラ」
絵美「え、ちょ、待ってよ、どういうこと?」
完全に私は今パニック状態だ。
突然死人が笑い出したかと思ったら部屋中の人間が笑い出した。
総司「あっはっはっはっは!絵美、本当に面白いですね!そんなに私のことが好きですか?安心してください、私は生きてます!」
原田「こんなに笑ったのは凄い久しぶりだ!」
漸く騙されたことに気付いた私は顔に熱がたまった。
絵美「……………殺してやる」
全員「え…」
絵美「全員ぶっ殺してやるーーーーーっっっっ!!!!!」
古株「ぎゃーーーーーーーーーッッッッッ!!!!!」
その後、古株は全員絵美にボコボコにされたのだった。
局長、総長、副長までもが。