契りのかたに君を想ふ
決断すべき時
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屯所内の者たちは朝から荒れていた。
それは布団の中でいくら名を叫んでも揺すっても目を覚ますことのない女が関係していた。
土方「こいつ…まさかまた時空の狭間とか言うとこにいんじゃねえか?」
藤堂「っ!なら絵美は3ヶ月近く目を覚まさねえじゃねえか!!!!」
永倉「だが…そん時は未来と決別をしてきたんだろう?今回は何で……」
原田「また一波乱来そうだ」
彼等は絵美がいち早く目覚める事を願うことしか出来なかった。
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絵美「また、ここ?」
私はどうやらまた時空の狭間とやらに来ているようだった。
時神「久しぶりね」
絵美「時神……」
時神「この前に私が言った言葉を覚えてる?」
前に時神が私に言った言葉、
"次に会う時、あなたは大きな決断をしなければならない。その時は…もう直ぐそばまでせまっている"
絵美「…………えぇ。覚えてるけど」
何を言われるかは何となくわかっていた。
それは私の今までの行動が物語っていたから。
時神「そう、じゃあ早速始めましょうか」